『セブン』ブラピ&モーガン主演! 衝撃のラスト! ダークサスペンス映画
モーガン・フリーマンとブラット・ピット主演のサスペンススリラー映画です!
グロいシーンが出てくるので、苦手な方は注意です。
キリスト教の「7つの大罪」に沿って、連続殺人事件が起こり、デビット・ミルズ刑事(ブラット・ピット)と、ウィリアム・サマセット刑事(モーガン・フリーマン)が犯人を追う物語です。
公開されてから4週連続で全米興行収入1位!
第68回アカデミー賞では編集賞にノミネート、第22回サターン賞では脚本賞とメイクアップ賞を受賞した作品です。
監督のデヴィット・フィンチャーは、「銀残し」と言われるフィルム現像手法を使用し、独特の世界観を出しています。
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1995年 サスペンススリラー
2時間7分
デヴィット・フィンチャー監督
配信サービス
・Netfilx
・U-NEXT
・amazon プライム
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『メメント』 クリストファー・ノーラン監督の傑作!時間トリック!
お久しぶりです!moviemiです!
今回は今話題のクリストファー・ノーラン監督の『メメント』を
ご紹介します。
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2000年 スリラー/ミステリー PG12作品
1時間54分
配信サービス
・Hulu
・U-NEXT
・Amazon プライム・ビデオ ¥300
この映画はラストの殺害シーンから始まります。そこからどのような経緯で殺害が起きたのか、時間を巻き戻していくサスペンス映画です。
突然ですが、
あなたは1週間前の夕飯何を食べましたか?
昨日は何をしていましたか?
10分前何をしていましたか?
どれくらいあなたは覚えていますか?
あらすじ
保険会社の調査員をしている主人公のレナードは、妻と2人で暮らしていた。
ある日の夜、強盗が家に押し入り妻をレイプされ殺されてしまった。
そして、レナードも頭を強打し、10分以上の記憶を保つことが出来ない前向性健忘症になってしまう。
レナードは妻を殺した犯人に復讐を遂げるため、犯人の手がかりをメモとポロライドカメラで記録し、重要なことは体にタトゥーを入れ、その記録を頼りに犯人を追う物語だ。
感想
レナードが犯人と思われる人物を殺すまでに何があったのか。10分前、また10分前への時間を遡っていく物語です。この映画を見ていると、まるで自分もレナードと同じように10分しか記憶を保てなくなってしまった感覚になります。 何が起きたのか少しづつ解明され、どんどん映画の中に引き込まれていきますね。
この映画は構成がとても面白く、カラーシーンと白黒シーンの2つの構成からできています。カラーシーンは時間を遡り、白黒シーンでは時間が進んでいきます。カラーシーン、白黒シーンが交互に映し出され複雑な構成となっています。複雑で最初見たときは理解するのがむずかったですね。ですが、すべてがわかった時にもう1度最初から見返してみてしまう映画です。結末を知った上で2回目を見てもとても面白いです。
クリストファー・ノーラン監督の時間トリックにあなたも体験してみませんか?
『レボリューショナリーロード/燃え尽きるまで』 理想の夫婦に起きた衝撃の結末!
今回は
『レボリューショナリーロード/燃え尽きるまで』
をご紹介します!
2008年 119分 アメリカ、イギリス
知っている方もいると思いますが、実はこの主演の2人あのタイタニックの2人です!!
1997年 「タイタニック」
11年ぶりの共演に話題を呼んだ作品です!!
タイタニックのようなロマンス映画だと思っている方注意⚠️
結婚する前に見てほしい映画1位
結婚したくなくなる映画1位
後味悪いの好きな人に勧めたい映画
っていうトラウマな映画です笑
ヒューマンドラマなのに、なんかホラー映画を見ているような感覚になりました😱
でも、話の展開は面白いし、結婚するってこういうことって納得させられます!!
配信サービス
- U-NEXT
- amzon prime video (レンタル)
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あらすじ
1950年代アメリカ。フランクとエイプリルは2人の子供に恵まれ、アメリカ・コネチカット州の郊外にある「レボリューショナリーロード」で幸せに暮らしていた。
美しい妻、仕事ができる夫、可愛い2人の子供。まるで絵に描いたような理想な家族であった。
エイプリルは結婚する前、女優になる夢があった。しかし、才能に恵まれずその夢を諦め、良き妻でいることに専念していた。一方フランクは、仕事への生きがいを見出せずにいた。そして会社の女性と浮気をしていた。2人の夫婦生活はマンネリ化していた。
会社から帰宅すると、30歳の誕生日を迎えたフランクを家族が迎えてくれた。
エイプリルは結婚当初にフランクが憧れていたパリでの生活が、この平凡な暮らしから向け出せ、人生に意味を持たせると考えた。
そしてエイプリルはパリで生活しようと提案する。
フランクもその計画に賛同し、人生をやり直すためパリ移住計画が始まる。
ご近所さんや会社の同僚などからはいろいろ言われたりしたが、そんなことは気にせずパリでの生活に夢を膨らませていた。
夫婦生活もパリ移住計画も順調に進んでいたかのように思えた…。
理想と現実に翻弄される2人。空虚な生活から向けだすのは簡単ではなかった。
衝撃のラスト!!
感想
観た後はとにかく複雑な気持ちです…。夢を諦めきれない妻、現実主義の夫。価値観のづれで崩れた夫婦関係。この価値観のづれはどのカップルや夫婦にもある話です。
現実主義のフランクには賛成できたけれど、エイプリルは自分のことしか考えていなくて自己中心的だと感じてしまいました。
どんどん崩れていく夫婦関係に少し恐怖というかハラハラしていきました😨
この映画は1950年代のアメリカを象徴している映画ですね。全体主義として、決まった様式にこだわっているところが特徴です。みんな同じ格好して同じようなことをして…。パリ移住計画を明かした時に会社の同僚などからいろいろと言われていたシーンを観るとその当時の風潮がよくわかります。
下の写真は1950年代アメリカで撮られたものです。
この映画夫婦にフォーカスしているため、子供たちがほとんど出てきません。3組の夫婦が出てくるのですが、それぞれの夫婦関係には、夫婦それぞれ問題を抱えています。その中でもウィーラー夫妻が一番真正面から向き合おうとしてぶつかり合っていた気がしましたね。
ウィーラー夫婦大喧嘩のシーンの演技力が素晴らしいのでそこにも注目してみてください!!主演2人の演技力に圧倒されました!!
個人的にこの映画の重要人物だと思う、ご近所さんのヘレン(ウィーラー夫妻に物件を紹介した奥さん)の息子ジョン!!ジョンは精神疾患を抱えていて、精神病院に入院していました。ヘレンは、ウィーラー夫妻にジョンの相手をしてほしいと依頼していて、ウィーラー夫妻も快く受け入れていました。
会社の同僚や友人からパリ行きについていろいろ言われていたのですが、ジョンだけは2人の計画に賛成してくれていました。
以前は優秀な数学者だったジョンは事故により精神疾患を患い、人生に絶望しているジョンだからこそ彼の言葉がとっても心に刺さります。
ジョンの名言
「空虚は誰でも感じるが、絶望するには勇気が要る」
世間からは変人扱いを受けているジョンですが、この映画の中で一番正論を話していて、まともだったのはジョンだったような気もします。
⚠️ここからネタバレ含みます⚠️
エイプリルの予期せぬ妊娠でパリ行きを中止にした2人。
大喧嘩の末にフランクから「堕ろせばよかったんだ!!」と罵倒され、自分でもどうすれば良いか分からなくなっていたエイプリルは精神的に相当追い込まれていたと感じました。
ちなみにアメリカで人工中絶が合法的に認められたのは1973年。
1950年代のアメリカでは、まだ中絶は認められておらず、エイプリルのようにプラスチック製の人工中絶を使用し命を落とす女性が多くいたそうです。
望まない妊娠をしたエイプリルはもし3人目の子供を産んでも、幸せにはなれなったと思うし、もしパリへ行ったとしても夫婦関係はうまくいかなかったのではないかと思いました。
長年付き添ってきても、不満はあったりします。どんな結婚生活にも困難があり、それを共に乗り越えていくことが結婚です。
『ジェミニマン』ウィル・スミスVSウィル・スミス 自分を殺せ!
今回は『ジェミニマン』をご紹介します!
2019年 アメリカ 117分
ジェリー・ブラッカイマー制作、アン・リー監督、ウィル・スミス主演のアクション映画!
この映画の見所はなんと言っても、最新の映像技術!
ジェリー・ブラッカイマーといえば『パイレーツオブカリビアン』
アン・リー監督といえば『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』
などなど
特殊効果の映像技術を使った映画を制作しているこの2人がタッグを組んだ映画です!
若きウィルスミスが登場してくるのですが、CGを使ってウィル・スミス本人を若くみせている
と思いきや
CGで何もないところから若きウィル・スミスを再現しているそうです!!
CGとは思えないですCGです!!
配信サービス
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- amazon prime video
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あらすじ
DIAに雇われている凄腕スナイパーのヘンリー・ブローガン。
ある依頼で2キロ先の場所から高速列車に乗っているテロリストを狙っていた。
数多くの頭を撃ち抜いてきたヘンリーだったが、急所を外しターゲットの首を撃ち抜いた。ターゲットを殺すことに成功はしたものの、この件で自信を失ってしまった。51歳にもなり潮時だと思ったヘンリーは引退を決意した。
引退を伝えに旧友のジャックに会いに行った。そしてジャックからDIAが情報を改ざんし、ヘンリーが最後に殺したテロリストは、実は生物科学者だったことを知らされる。
そして情報屋がいるブタベストへ向かえと言われる。
しかし、突然政府から暗殺チームが送られてきて、ジャックやヘンリーの相棒だったマリーノが殺される。
そしてヘンリーも命を狙われてしまう。
政府がヘンリー暗殺に送り込んだのは、なんと若き自分のクローンだった!!
なぜ自分のクローンが送られてきたのか
なぜ命を狙われているのか
政府の陰謀とは・・・!
アクションが迫力満点!!瞬き厳禁!!
感想
CGとは思えなく、本当にそこに存在しているかの様な映像で、映画界に革命を起こした映画とも言われています!
23歳のウィル・スミスを完全に再現してますよね!
アクション映画にしてはアクションシーンが少ないと感じてしまったのですが、テクノロジーやストーリー性を重要視したのではないでしょうか🤔
アクションシーンはこの映画の見所だと思います!特に印象深かったのは
バイクアクションシーン!!
このシーンはワールドクラスのスタントマンを使っているそうで、実際に撮影しています!ここがとっても迫力があって、カラフルな街並みをバイクが突っ走っているところはとてもかっこいいです👍ハラハラしながら観れるのではないでしょうか!
その一部をちょっとご紹介!
クローンと人間。自分自身とは何かをテーマにしていて哲学的問題を提起している映画だと思います。クローンペットやクローン技術が使われている現在ですが、人間に使うことは禁止されています。
ではなぜ人のクローンは禁止されているのか。倫理的な問題や宗教的な問題、様々あるのですが、クローンの人権問題だと思います。
クローンを作ることで、病気をした時などに自分のクローンから移植できるという利点があります。しかし、移植されたクローンはどうなってしまいでしょうか。死んでしまいますね。つまり、クローンには人権がないということになります。
この映画でもジュニア(若きウィル・スミス)には人権がありません。生物兵器として作られたため、個人番号などの自分を証明するものを持っていません。
ジュニアは人を殺すために人間によって作られた生物なのです。しかし、ジュニアはそのことに苦しみます。もはや洗脳のような感じだなーと思いましたね
自分のアイデンティティーを見失わないことを教えてくれる映画でもあると思います!
『それでも夜は明ける』 ある日突然… 12年間の奴隷生活
今回は『それでも世は明ける』をご紹介します!
まだ奴隷制度が残る80年代アメリカを舞台にした衝撃の実話です!
主人公のソロモン・ノーサップの12年間の奴隷自伝です。
2013年 134分 アメリカ
配信サービス
- U-NEXT
- Hulu
- amazonn prime video
- Netfilx
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あらすじ
1841年、奴隷制度が廃止される前のニューヨーク。ヴァイオリニストとして生活している自由黒人のソロモン・ノーサップ。妻、娘、息子と幸せに暮らしていた。
ある日、友人の紹介で二人組の男に周遊公演に参加しないかと誘われた。ソロモンは心受け入れた。お酒を飲みながら談笑していたのだが、ソロモンは激しく酔ってしまう。
目が覚めると、薄暗い部屋、手と足は鎖で繋がれていた。ソロモンは二人組の男たちによって、奴隷として売られていたのだ。自由黒人だと主張するものの聞き受けられず、収容所へと移送される。
ここから12年間の奴隷生活が始まった。
鞭打ち、首吊り、まともな食事も与えられない地獄の様な日々。
愛する家族との別れ。
絶望の中でも決して人として生きることを諦めなかった。
ソロモンが体験した衝撃の実話!!
感想
この映画は黒人差別を学ぶにはとてもいい映画だと思います!
黒人がどんな扱いを受けてきたのか映画を通して理解できると思います。今こそ見るべき映画です!
白人の主人が自分の黒人奴隷を取り返しにきたシーンがあります。その黒人奴隷は自分の主人が迎えにきてくれたことを喜び、主人の元へ帰ります。主人も安心していた様子だったのですが、私には黒人奴隷を人としてではなく、まるでペットを迎えにきたかの様に見えました。
黒人は人としての扱いを受けていません。映画の中でも、「これは俺の所有物だ。」「俺が購入したんだ。」など所有物として見ています。
⚠️ここから少しネタバレ含みます⚠️
ソロモンがパッツィ(同じの農園で奴隷として働いていた黒人女性)と最後の別れをするシーン。ここのシーンが一番悲しくて苦しかったですね。
ソロモンの友人が迎えにきて、奴隷から解放された時。ソロモンが馬車で農園を出発し、パッツィにそっと手を振ります。ソロモンを頼りにしていたパッツィにとってソロモンがいなくなることは絶望だったのでしょう。ソロモンが前を向いた瞬間にパッツィは倒れてしまいます。
ソロモンは奴隷から解放されたものの、そこに残っている奴隷たちは奴隷としての生活は変わりありません。パッツィのその後はどうなってしまったのか、考えるだけでも悲しくて苦しいです…。
また、この映画の特徴の一つとして、映画の時系列です。
この映画の冒頭は、プラット(ソロモンの奴隷名)としての生活から始まります。その後にソロモンの話が始まります。時系列が逆になっていたため、なぜこの状況なのか、混乱しました。これはスティーヴ・マックイーン監督の特徴で、他の映画でも時系列を逆にしています。彼の作品をぜひチェックして見てください😉
映画の撮影方法にも注目して見て欲しいです👍
人種差別の問題がよく分かる映画です!ぜひ見て下さい✌🏿